
こんにちは!えびおです。今回は、Amazonの「アカウント健全性評価」の話です。
Amazonで売っている人なら、セラーセントラルで「アカウント健全性」という画面を見たことがあると思います。そこに出ている「○○/1000」という点数が、アカウント健全性評価です。
よく「200以上あれば大丈夫」と言われますよね。えびおもそう聞いてきました。
そして、250以上をずっと保っていると、「アカウント健全性アシュアランス」という、いざというときに守ってもらえる仕組みが使えます。
今回は、Amazonの公式の資料やお知らせを中心に調べて、1本にまとめました。
※2026年11月に調べた内容です。Amazonのルールは変わることがあるので、最新はセラーセントラルのヘルプで確かめてください。
Amazonの「アカウント健全性評価」ってなに?
アカウント健全性評価は、「あなたのアカウントが、ルール違反で止められる危険がどれくらいあるか」を表す点数です。英語では「AHR(エー・エイチ・アール)」とも呼ばれます。
点数は0から1000まで。セラーセントラルの「パフォーマンス」→「アカウント健全性」で見られます。
この点数は、Amazonの出品のルール(ポリシー)を守れているかどうかで決まります。公式の資料では、過去180日間のルールの守り具合と、販売の様子をもとに出すと説明されています。
つまり、違反がなければ点数は保たれ、違反の警告が来ると点数が下がる、という仕組みです。

Amazonで売る人にとっては、通知表みたいなものです。毎日とは言いませんが、ときどきは必ずのぞいておきましょう。
同じ画面には、「注文不良率」(悪い評価やクレームがついた注文の割合)などの成績も並んでいます。こちらはカートの取りやすさにも関係します。くわしくは、カートの記事に書きました。
あわせて読みたい:Amazonのカートが取れない・消えた!考えられる原因と取得条件まとめ
200と100が分かれ目!色で分かる3つのゾーン
点数は、色で3つに分けて表示されます。Amazonの公式の資料では、こうなっています。
| 色 | 点数 | どんな状態? |
|---|---|---|
| 緑(健全) | 200〜1000 | 違反で止められる心配はない |
| 黄(リスクあり) | 100〜199 | 停止される危険がある |
| 赤(不健全) | 0〜99 | 停止の対象、または停止中 |
「200以上あれば大丈夫」と言われるのは、ここから来ています。
逆に言うと、200を切って黄色になったら、もう安心はできません。100を切って赤になると、いつ止められてもおかしくない状態です。
なお、新しく出品を始めたアカウントの点数は、200からスタートします。
えびおも以前、購入用のアカウントで悪い評価をつけたのがきっかけで、販売アカウントの点数が「0/1000」になったことがあります。
いきなり赤くなって0ですから、「なんだこれは!」と、ものすごくびっくりしました。今まで経験がなかったので、これはさすがに驚きます。
ただ、原因は評価のレビューの件でした。ちゃんと対応すれば、おそらく復活できる内容だろうと思っていたので、「もうダメだ、どうしよう」とまでは思いませんでした。

点数は、違反1つでいきなり大きく下がることがあります。「まだ余裕がある」と油断しないことが大事です。
250以上を半年キープで使える「アカウント健全性アシュアランス」
ここが、いちばん大事なところです。
アカウント健全性アシュアランスは、点数を高く保っている出品者が使える追加のサービスです。日本では2024年4月24日に始まったと、Amazonがお知らせしています。
どんなサービスかというと、問題が起きても、Amazonから連絡が来て72時間以内に相談し、解決に取り組んでいる間は、アカウントを止めないというものです。
ふつうは、違反が重なるといきなり止められることもあります。それを防いで、直す時間をもらえるのが大きいところです。
使える条件は「250以上を6か月」
Amazonのお知らせでは、条件はこう書かれています。
- 大口出品者であること
- 6か月以上のあいだ、点数を250以上に保っていること
- その6か月のうち、250を下回った日が10日までであること
- 有効な緊急連絡先の電話番号を登録していること
250以上を「6か月」。250未満は「10日まで」。
つまり、250を一度こえればいいのではなく、6か月のあいだ保つ必要があります。
なお、自分で申し込むものではありません。条件を満たすと自動で登録され、Eメールとアカウント健全性の画面で知らせが来ます。

「250以上を6か月」がポイントです。250を下回ってよいのは10日までなので、気をつけましょう。
入ったあとも、守ることがある
アシュアランスは、一度入ればずっと使えるわけではありません。Amazonのヘルプには、続けるための条件がこう書かれています。
- Amazonから連絡が来たら、72時間以内にアカウント健全性の窓口に連絡する
- 問題を最後まできちんと解決する
- 250を下回る日が、続けて10日をこえないようにする
- 確認済みの緊急連絡先の電話番号を登録しておく
- 出品しているお店の規制を守る
- 同じ問題をくり返さない
えびおも、点数が0になったときは、ちょうどアシュアランスの対象になっていました。点数が250以上あったからです。
そこで、アシュアランスの窓口に電話して、どうしたらいいかを聞きました。
すると、改善計画書をちゃんと作って出すことや、入れた評価は消しておいたほうがいいことなど、いろいろと教えてくれました。これはやっぱり助かりました。
アシュアランスの対象になっていたほうがいいので、点数は最低でも250を確保しておくのがベストだと思います。
点数はどうして下がる?違反と「180日」のしくみ
点数が下がるのは、ルール違反の警告が来たときです。たとえば、こんな違反があります。
- 知的財産権の侵害(ブランドや商標の権利をおかすこと)
- 商品の真正性(本物かどうか)についての苦情
- 新品なのに使われていた、などの商品の状態の苦情
- 出品できない商品(制限対象商品)を出した
- 出品者行動規範(出品者が守るべき決まり)の違反
せどりでよくあるのは、知的財産権と真正性の違反です。仕入れた商品は本物なのに、メーカーから苦情が入ることもあります。
違反の重さで、下がり方が変わる
違反には、重大・高・中・低の4つの重さ(重大度)があります。重いものほど、点数が大きく下がります。
そして、同じ違反を何度もくり返すと、下がり方がもっと大きくなります。180日以内に同じ違反が上限の回数に達すると、すぐに止められることもあります。重大度「高」の違反だと、上限は2回までのこともあるので、要注意です。
いちばん重い「重大」の違反は、アカウントへの強制措置(止められるなど)につながることがあります。
点数が戻るのは「解決したとき」と「180日たったとき」
下がった点数が戻るのは、おもに2つのときです。
1つ目は、申し立て(Amazonに「これは違反ではありません」と説明すること)が通ったときです。違反が取り消されれば、その分の点数が戻ります。
2つ目は、違反から180日がたったときです。点数は過去180日の分で計算されるので、古い違反は外れていきます。

250以上あるなら、放っておいても6か月で消えます。ただし、違反を連発しないことが大事です。
点数が下がったときの対処法5ステップ
250以上あるなら、1つ1つ対応しなくていい
アシュアランスの担当の方に教えてもらったのが、違反を認めるかどうかの話です。0点のときは、さすがに違反を認めて改善計画書を出しました。
でも、点数が250以上あるなら、違反はそのままにしておけば6か月後に消えます。1つ1つ対応しなくても大丈夫だと言われました。
むしろ、1つ1つ対応していると、200を下回って戻したいときに戻せなくなることもあります。だから、250以上あるなら、違反を認めて元に戻す必要はないと思います。
今は、点数が250以上あれば、違反がついてもそのまま放置しています。連発さえしなければ大丈夫だと思います。
えびおの知り合いには、違反が10か所くらいついていても平気な顔をしている人もいます。件数は、あまり細かく気にしなくてもいいと思います。
Amazonのヘルプには、違反には早めに対応することをすすめる、と書いてあります。でも、これは建前です。Amazonの言うことがすべて正しいわけではありません。
現実には、えびおのように250以上あれば、急いで対処する必要はありません。そうしているせどらーのほうが多いと感じています。
点数が少なくなってきて対応するときは、次の順番で進めます。
①まず、何の違反かを確かめる
アカウント健全性の画面で、違反の中身を開きます。どの商品で、どのルールの違反か、重さはどれくらいかを見ます。
あわてて出品を全部消したりせず、まず落ち着いて読むことが大事です。
②期限を確かめて、すぐ動く
違反の連絡には、対応の期限が書かれていることがあります。期限をすぎると、停止に進んでしまうこともあります。
アシュアランスに入っている人は、72時間以内に窓口へ連絡することを忘れないようにしましょう。
③身に覚えがないなら、証拠をつけて申し立てる
本物を正しく仕入れて売っているなら、申し立てをします。そのときは、仕入れ先の請求書や納品書など、証拠になる書類をつけます。
せどりでは、ここで書類が出せずに困る人が多いです。仕入れたときの書類は、必ず残しておきましょう。えびおは、申し立てが通らなかったことは特にありません。
④自分のミスなら、直して改善計画書を出す
自分のミスだったときは、その出品を消すなど、まず問題を直します。Amazonから改善計画書(どうして起きたか・どう直したか・これからどう防ぐかを書いたもの)を出してくださいと言われたら、それを出します。
書き方は、違反のページの「次の手順」の案内にそって書くのが基本です。言いわけではなく、原因と対策を具体的に書くのがコツです。
0点になったときは、改善計画書を出して、Amazonと何回かやり取りをしました。そのあと、2日くらいで点数は戻りました。
⑤分からなければ、Amazonに電話で相談する
アカウント健全性の画面からは、専門の担当(アカウント健全性サポート)に相談できます。大口出品者なら、「今すぐ電話がほしい」のボタンから、いつでも連絡できます。
改善計画書の書き方や、申し立てのしかたも相談できます。一人で悩むより、聞いてしまったほうが早いです。

200を下回っても、100くらいで全然大丈夫な人もいます。ただ、赤色になってくると気持ちも良くないので、点数が少なくなってきたら注意しましょう。
もしアカウントが止まってしまったときの話は、昔の記事にも書いています。
あわせて読みたい:【amazon】アカウント停止からの復活方法!!
まとめ
- アカウント健全性評価は0〜1000点。200以上が緑(健全)、100〜199が黄、99以下が赤です。
- アシュアランスの条件は「250以上を6か月(250未満は10日まで)」です。
- 250以上あれば、違反はそのままでも6か月で消えます。点数が少なくなってきたら、中身と期限を確かめて、申し立てで対応しましょう。

アカウントは、Amazonで売るための大切なお店そのものです。点数をときどき見て、一緒に守っていきましょう!
質問や相談があれば、お問い合わせフォームからお気軽にどうぞ。
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