
こんにちは!えびおです。今日は、いま現在えびおが本当に困っている話です。
2026年10月20日ごろから、GMOの「お名前.com デスクトップクラウド」に入れなくなりました。
Amazonのサブアカウントを、このデスクトップクラウドの中で動かしていました。だから今、サブアカウントにログインできない状態です。
この記事では、何が起きているのか、どう困っているのか、そして同じようにデスクトップクラウドを使っている人が今やるべきことをまとめます。
この記事に書いた状況は、2026年10月25日時点のものです。公式の発表は日ごとに更新されているので、最新の情報はお名前.comのお知らせで確かめてください。
お名前.com デスクトップクラウドで何が起きたのか
デスクトップクラウドは、ネットの向こうにある「もう1台のWindowsパソコン」を借りるサービスです。自分のパソコンから遠隔で操作して使います。
そのデスクトップクラウドに、第三者が不正アクセスしました。お名前.comから届いたメール(第1報〜第5報)によると、流れはこうです。
- 10月19日:お客さんからの問い合わせを受けて、調査を開始
- 10月20日:一部のサーバーに不正なプログラムが置かれていたことを確認。新規申し込みとコントロールパネルを停止
- 10月21日 4:00:被害を広げないため、全プランのサーバーを順番に停止
- 10月22日:警察に相談。FXの取引口座で「身に覚えのない取引があった」という報告がお客さんから寄せられる
- 10月24日:お客さんの情報が外部に持ち出された事実を確認したと発表
影響があるかもしれないサーバーは、26,739台とのことです。このサービスは、FXの自動売買に使っている人が多いので、ニュースでも大きく取り上げられています。
そして一番大きいのがここです。
全プランのサーバーが止まったまま。再開の時期は未定
しかも第4報では、「不正アクセスを受けた今のシステムは、そのまま再開しない」とはっきり書かれました。つまり、今まで使っていた環境がそのまま戻ってくることは、もうないということです。

「しばらく止まる」ではなく「もう戻らない」なんて…。メールを読んで固まりました。
えびおが困っていること:Amazonのサブアカウントに入れない
えびおは、Amazonでメインのアカウントのほかに、サブアカウントを1つ運用しています。
Amazonの場合、2つのアカウントを同じ環境から使うと、まずいことになります。Amazonは、口座やカードの情報、住所、接続のもとになる情報など、いろいろな手がかりから「同じ人のもの」と判断すると言われています。はっきりした基準は公開されていません。
そうなると、片方のアカウントが止められたときに、もう片方も一緒に止められるおそれがあります。Amazonのアカウント停止の怖さは、昔の記事にも書いたとおりです。
だから、サブアカウント専用に「もう1台のパソコン」として、お名前.comのデスクトップクラウドを借りていました。サブアカウントの作業は、ぜんぶそのデスクトップクラウドの中でやる。メインとは完全に分ける。そういう運用です。
ところが今回の不正アクセスの騒ぎで、そのデスクトップクラウドが丸ごと止まりました。
つまり、サブアカウントに入るための「パソコン」がなくなったのです。手元のパソコンから入れば、メインと同じ環境になってしまうので、それはできません。
結果、サブアカウントは手も足も出ない状態です。
幸い、サブアカウントはFBA(Amazonの倉庫から送ってもらうしくみ)がメインで、自己出品の商品は1つも出していません。だから商品の発送や、遅れたときの対応は、Amazonがしてくれているはずです。
一番こわいのは、Amazonからの連絡と、お客さんからの連絡に対応できていないことです。見ることすらできないので、何が来ているのかも分かりません。
「スマホからもログインできるようにしておけばよかったのに」と思うかもしれません。でも、あえてそうしていませんでした。
スマホに入れておくと、万が一つなぐ回線(IP)が同じになって、2つのアカウントが「つながっている」と見られてしまう。そういう事故が絶対に出てくると思ったからです。ずっとデスクトップクラウドの中だけで運営してきました。
まさか、そのデスクトップクラウドにログインできなくなるなんて、考えもしませんでした。今回の件は、本当にいろいろ勉強になりました。
そして、お名前.comからは「今後のことは10月30日までにメールで知らせる」と言われています。お名前.comの環境については、30日まで待つしかありません。これが一番つらいところです。

サーバーが止まったのはえびおのせいではないのに、止まるのは自分のお店。やりきれません。
デスクトップクラウドを使っている人が今やるべきこと
ここからは注意勧告です。お名前.comのデスクトップクラウドを物販に使っている人は、FXをしていなくても他人事ではありません。
なぜなら、サーバーの中に保存していた情報は、見られた可能性があるからです。公式のメールでも「お客様ご自身がサーバー内に保存した情報は、影響の範囲に含まれる」と書かれています。
デスクトップクラウドの中で、セラーセントラルや楽天RMS、Yahoo!のストアクリエイターにログインしていた人。ブラウザにパスワードを保存していた人。その情報は、見られたかもしれないと考えて動いたほうが安全です。
公式のメールで「至急」とお願いされていることは、次のとおりです。
- サーバーの中で使っていたID・パスワードを、すぐ変える(デスクトップクラウド以外の端末から)
- 同じパスワードをほかのサービスでも使っていたら、そちらも変える
- ブラウザに保存していたID・パスワードも、同じように変える
- 二段階認証(2要素認証)があるサービスは、設定する
- 手元のパソコンやスマホを、ウイルス対策ソフトでフルスキャンする
- 大事なデータは、バックアップを取っておく
- この件に便乗した「補償します」「返金します」というメールや電話に注意する
物販の人にとって、一番こわいのはアカウントの乗っ取りです。セラーセントラルのパスワード変更と二段階認証は、今日のうちにやってください。
そして、お名前.comは「メールや電話でパスワードやカード情報をたずねることはない」と言っています。たずねてくる連絡は、ぜんぶ偽物だと思ってください。
ここまで情報が持ち出されていると、「自分の情報は、もう取られたもの」と思って動くのが安全です。パスワードの変更やセキュリティの強化など、個人でできる範囲のことは、やっておいたほうがいいです。
そして、偽の情報に踊らされないでください。こういうときは、「セキュリティを強めてください」というような偽メールが来るのが目に見えています。メールの中のリンクは、絶対に踏まないようにしてください。

「自分はFXじゃないから関係ない」は危ないです。サーバーの中にあった情報が問題なので、物販でも同じです。
10月30日までに何が決まるのか(お名前.comの発表)
10月24日の第4報で、お名前.comはこれからの対応を発表しました。大きく3つです。
- お見舞金:今使っているすべてのお客さんに、被害の有無にかかわらず一律5,000円。手続きや時期は10月30日までにメールで案内
- 代替サービス:今のシステムは再開せず、別のクラウド基盤の代替サービスへの乗り換えを案内。乗り換えた人は6か月間無料。提供時期や申し込み方法は10月30日までにメールで案内
- 損失の補償:不正アクセスが原因で取引口座に出た実際の損失を補償。申請方法は11月6日までに案内
乗り換えを希望しない人の契約や料金がどうなるかも、同じく10月30日までに知らせるとのことです。
つまり、同じように物販でデスクトップクラウドを使っている人は、少なくとも10月30日までは、お名前.comの環境では何もできないということです。
代替サービスが用意されるのはありがたい話です。でも、「安全を確かめてから」と書いてあるので、30日に案内が来てすぐ使えるとは限りません。
ほかのレンタルサーバー(Windows VPS)に乗りかえる選択
待っているだけでは、お店が止まったままです。だから、ほかのレンタルサーバーをすぐに調べました。
デスクトップクラウドと同じように使えるのは、「Windows Server が使えるVPS」と呼ばれるサービスです。VPSは「仮想専用サーバー」のことで、ネットの向こうにある自分専用のパソコンを借りるものです。
Windowsが使えるVPSで、名前がよく挙がるのはこのあたりです。
- Xserver VPS for Windows Server(エックスサーバー)
- さくらのVPS for Windows Server(さくらインターネット)
- ABLENET VPS(エイブルネット。Windowsのプランがある)
- ConoHa for Windows Server(こちらもGMOのサービス)
- カゴヤ・ジャパンのVPS(Windowsのプランがある)
料金は、いちばん安いプランで月1,000円台〜2,000円台のところが多いようです。ただし、新規と更新で値段がちがったり、Windowsのライセンス料が別にかかったりします。料金は変わりやすいので、契約の前に各社の公式ページで確かめてください。
物販で使うときに見るところは、次の3つだと思います。
- メモリは2GB以上あるか(ブラウザでセラーセントラルや在庫管理ツールを開くので、1GBだと重い)
- 最低利用期間や解約の条件(また今回のようなことがあったとき、すぐ動けるか)
- 運営会社がちがうか(同じ会社のサービスだと、同じ事故に巻きこまれることがある)
3つ目は、今回身にしみて感じたことです。1つの会社にまとめると楽ですが、その会社が止まると全部止まります。
Amazonを1本にしないで多販路にしているのと、考え方は同じです。「止まったときの逃げ道」を、サーバーにも用意しておく。これが今回の教訓です。
えびおは、待っていられないので動きました。ABLENETのVPSをすぐに契約して、しばらくはそこでサブアカウントを運用します。
お名前.comがどういう見解を出してくるかは、まだ分かりません。料金や補償も全部ふくめて見たうえで、戻るのか、このまま別のサーバーでいくのか、もう一度判断するつもりです。

30日の案内を待っていたら、お店が止まったままです。先に別のサーバーを借りました。
まとめ
お名前.com デスクトップクラウドは不正アクセスで全プランが停止中。今の環境はそのまま再開されず、今後の案内は10月30日までに届く予定です。
サブアカウント専用に使っていたので、Amazonのサブアカウントに入れません。待っていられないので、ABLENETのVPSを契約して、しばらくそこで運用します。
デスクトップクラウドを物販に使っている人は、FXでなくてもパスワード変更と二段階認証を今日やること。そして、サーバーも1社にまとめず、逃げ道を用意しておくのが大事です。
質問や相談があれば、お問い合わせフォームからお気軽にどうぞ。
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30日の案内が来たら、続きを書きます。同じ状況の人、お互いがんばりましょう。またね!
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